キチママちゃんねる-修羅場・DQN・鬼女系まとめ-

やっと夫が出勤した。
超不機嫌でため息つきまくりながら「いってきます」も言わずに。
これは夫の俺は今機嫌が悪いアピールの一環。

前は夫婦仲良かったんだけどな。
義母が認知入って徘徊始めたくらいからおかしくなった。
もともと同居はしてて関係は悪くなかったし、
夫の方が稼ぎ良かったから私が仕事やめて面倒を見るようになった。
そしたらどんどん夫の言動がおかしくなり始めた。

トメから三日に一度お決まりの奴命令がきた。
いい加減に脱出したかったのもあり、受話器を取って思わずため息が出た。

「ガチャ）はぁーーーー」
「嫁子か、今日はこんな天気で膝が痛いからな、買い物な」
「あぁ」
「サラダ油とな、醤油がもうないわ、んでいつもの洗剤と、２リットルのお茶な、客くるさかいな、みっつ」
「あぁ」
「よ、嫁子？」
「あ？」
「聞こえた？か・い・も・の」
「なにが？」
「もっかい言うから書きなさい」
「なにを？」
「買ってくるもん！」
「だれが？」
「アンタや！」
「なにが？」

馬鹿にして！とかボケたフリして！だか
金切り声で床をドンドン踏み鳴らす様子が聞こえたので

「その勢いで行ってこいや」

とガチャ切りしてジャック抜いた。

ちょっと前に入ってきた若い社員。（私はオバサンパート）
休憩中の雑談で「何で俺には彼女が出来ないのだろう」「どうせ世の中顔」とため息。
未だかつて彼女が出来た事がないらしい。
二十代前半だからそんなに変な事じゃないし、学生時代の女の子の友達は？と聞くと「いなかった」。

あー、出会いなかったんだねこれからじゃんと言うと「ここも女性社員全然いないし」とグチグチ。
確かに私みたいな既婚オバサンパートしかいない。正社員は皆男性。
「じゃあ誰かお友達に紹介してもらえば？」と言えば「ギャル系と付き合ってる奴ばかりだから怖い」
（ギャル系が嫌だからって事らしい）
「趣味のサークル入って趣味充実させて、その中で気の合う子見付けたら？」と言えば「趣味のサークルは入ってます！（キリッ）趣味は充実してます！」（出会いには繋がらない）

本人は、中学時代だかに「女にキモいと言われてそれ以来自分に自信が持てなくて積極的になれない」らしい。でもそんな事言ってたらいつまでも彼女は出来ないわけで。

私も周囲も「積極的はすぐ無理かもしれないけど、とにかく趣味や仕事を頑張って自分に自信持って、それから自分で出会いを見つけに行く事」と言ってるんだけど、全く動かない。
「趣味が充実してて彼女いないけど楽しいです！」ならいいんだけど、「俺に彼女が出来ないのは顔のせい、やっぱり女は顔で判断するよな（ハァ）」っていつもグチグチしてるのがうざったい。

どうせ女は顔しか見てないとかグチグチ言う男に誰が寄ってくるんだよ。

最近ではこの愚痴に誰も付き合わなくなった（男性社員も）。
同じ所ループしてウザイから。
それも顔のせいにしてる。ウザイ。
顔のせいにしてれば努力しなくていいんだから、楽だよね。
ちなみに、超イケメンではないが普通範囲の顔。
私から見たら若干イケメンに見えるくらい。
それも前は言ってあげてたんだけどね、「でもキモいって言われたんでまぁさん（私）ブサ専なんじゃないですか？」って言われたからもう言わない。

私が何かする度、わざとらしくため息をついて、「言いたくないんだけど」
「あなたの為だから」と料理を作り直されたり、掃除が終わったところを
拭いて「こんなに埃が！」とやったりするトメ。
（ちなみに埃はトメが持参して、床に落としてから拭くのを目撃）
ウトと旦那は空気なので役に立たない。

はぁ、今日も帰ったらテレビに子守させて自分はソファにふんぞりかえってスマホいじってるんだろうなぁ
子供を叱るだけで触れ合う事を知らない
いつもイライラしてて子供に当たり散らす

相談や愚痴に対してアドバイスするでもなく、呆れてますオーラ出して｢ハァあのさぁぁ｣とため息、でも以後何を言うでもなく｢ﾊｧそれってさぁハァーァ(ｰ"ｰ)｣みたいな人を今まで２人見た。
どちらも自分から｢相談乗るよ｣と言うタイプで、毎回最初はウンウン聞いて段々眉間にしわ寄せはじめ、頬杖でため息ってパターン。
｢あのさぁ｣の続きを聞いた事ないんだけど、あれ何なんだろう。
相談の内容も、どこの自動車がお勧めかとか、１人暮らしの初期費用と揃える物はとか、別に呆れるような点はなかったんだけど。

お隣さんが週2～3ペースでママ友親子数組を家に招いて賑やかにやってるんで、自宅に人を入れたくない派の自分には理解出来んなーと思ってたんだけど
この前お隣さんがいつものようにママ友達を玄関先で見送った後に、かなり大きめのため息をつきながら低い声で「ほら、入るよ！」と一緒に見送りしてた子供の手を乱暴に引きながら玄関に入っていくところを目撃してしまった